2017年10月4日水曜日

h29-18 黒斑山

h29-10-1 黒斑山です。

車返峠09:30~表コース~11:20賽の河原敗退ターン12:20~12:40黒斑山
3時間10分
黒斑山13:30~中コース~14:25車返峠
0時間55分

篭ノ登山を登った時に、池ノ平からみた黒斑山が巨大な扇型をした立派な山容でした。
車坂峠に車を置きます。
この道標からして今日は観光コースっぽい雰囲気。
道もしっかりしています。
それはともかくとして、今日は雲一つ無く絶景ですね。
振り返って早速 大きな山塊、八ヶ岳が見えてきました。

南側に赤岳、北端に蓼科山です。


左右の山裾の切れ目から、八ヶ岳の右手に佐久平とそれを囲む山々です。

八ヶ岳を左に追うと、金峰山の後ろに富士山が見えてきました。
拡大するとこんな感じ。
富士山から左へ秩父の最奥、甲武信方面です。
甲武信のさらに左手に雲取山や両神山までみえます。

先日登った篭ノ登山に、左奥に四阿山です。

もう一度、佐久平を振り返りました。
佐久平を囲む山々を同定するとこんな感じ。
篭ノ登山と四阿山の間に北信の山々です。

妙高の方が有名だけど、高妻山ってカッコいいじゃないですか。

槍と穂高が見えてきました。
その北方に白馬までずらっと並んでいます。
標高がさらに上がると八ヶ岳の後ろに、甲斐駒と仙丈ヶ岳です。

久しぶり、360度の絶景です。
時間を忘れて遠景を楽しんでいたら、あっという間に黒斑山の稜線に到達して、正面に浅間山が現れました。

左端がトミーの頭です。

トミーの頭に到着。
左端の頂が黒斑山の山頂。
山頂から浅間山を囲むように稜線が続きます。

稜線の切れ目からは、遠く北側に山々が見えます。

黒斑山と浅間山の間の谷底は、カルデラではなくて火山爆発で黒斑山の東半分が吹っ飛んだ痕らしいです。

拡大すると、日光白根、武尊山、燧ヶ岳と判ります。



稜線から一旦斜面を下って、賽の河原に向かいます。
賽の河原なんて言うから荒涼としたガレ場を想像していたら、見事な緑ではないですか。
さっそく緑の谷底に向かって下りていきます。

結構と垂直に近い急こう配で足が竦みます。

随分と急こう配をおりてきたね~。
カミさんの頭の上に妙義山が見えました。


上から小石もポロポロと落ちてくるし、滑ったらアウトの箇所が結構とあります。

こりゃ、シンドイ。
巻機山の二の舞はゴメンだ、引き返そう、とカミさん。


せっかく下りてきたのに、Uターンして登り返します。

あなた、また欲張って変な道に入ったでしょ(怒)。
イヤイヤ、ガイド本通りですって。
黒斑山山道まで引き返し、そのまま山頂に向かいました。
山頂手前に大きな拡声器です。

浅間山の噴火を知らせるそうです。
山頂に近づきました。

振り返ってトミーの頭です。
断崖絶壁です。
山頂です。

浅間山の山体も中腹まで緑に覆われて、実に綺麗な山じゃないですか。
あまりの絶景にお弁当タイムがいつもより長かったです。
お弁当タイムのあと、帰りは中道を下ります。
奥多摩、秩父のような優しい道を下りています。

先週の巻機山では、こんな優しい道はなかったわ。
車返峠、登山口に下りてきました。

楽々登山で大絶景のおまけ付き。
大変お買い得な山でした。

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