2015年8月25日火曜日

h27-7 那須岳2

h27/8/24 3年ぶりに那須岳を登ってきました。

登山口駐車場09:55~10:40峰ノ茶屋~11:10牛ヶ首~11:55南月山山頂

南月山山頂12:10~12:45牛ヶ首~13:20山頂駅分岐~14:00茶臼岳山頂

茶臼岳山頂14:00~14:35峰ノ茶屋~15:05登山口

トータル:5時間10分

年1回の職員旅行で、職員全員で那須岳を登ってきました。

全員と言ったって、私を入れて僅か5名の小所帯ですからね。

少数精鋭となるか、ショボイ職場に落ちぶれるかは、全ては船頭の私次第。 

毎日が崖っぷちです。

ついでに、最近読んでいる本のタイトルも崖っぷち侍。

岩井三四二の本は良いですね。

どれを読んでもリアリティがあって身につまされます。


ちょっと脱線しましたが、今日は南月山を廻って、メインの茶臼岳を登る予定であります。
前泊した温泉宿です。 ここも十分崖っぷちだぁ。
到着時のフロントでの一コマです。

全室内風呂付きで、部屋のレイアウトも凝っており、良いお宿でした。
2度目の脱線ですが、

感謝のしるしにリンクを貼っておきます。

宿名:藤龍館
電話番号:0241-68-2888
10時前に登山口に到着。

今日は昨日とはうって変わって晴天です。
ここで今日のメンバーをご紹介。
いつものカミさん。
とおねんとって、ミソジのお姉さん。
とおねんとって、teenの少女Aと少女B。
そして、私、dosan、であります。

ちなみにミソジ姉さんは私の数少ない山師匠のひとりです。
どうです、茶臼岳をバックにして4人の面構え。

ウチの会社もなかなかの精鋭ぞろいでありましょ。
一糸乱れず峰の茶屋を目指します。

実は少女Aと少女Bは今日が山デビュー。船頭の鶴の一声で連れてきちゃいました。
職員の慰安旅行なら、普通は往復ともロープウエイだろうが(笑)
これって、もしかしてパワハラ??

振り返ると、那須高原は雲海の下です。

今日は絶好のお天気だ。
進行方向に茶臼岳です。
峰の小屋に到着。

雲海が見事です。
茶臼岳の中腹を反時計周りに進みます。
噴気孔のすぐ下を通るので、吹き上げる蒸気をまじかに見ながらの迫力満点です。
見上げれば茶臼岳の山頂。

普通、巻き道は路肩が崩れていて歩きにくいのですが、よく整備されています。
牛ヶ首に到着。
南月山に向かう途中、振り返って茶臼岳です。

左手奥に三本槍岳です
南月山山頂です。
15分、休憩を取って、来た道を戻ります。
急斜面の下りで少女AとBが少しもたついています。

こういう場面では前の二人と差が開くのはしょうがないですね。
右手下方は姥ヶ平??
牛ヶ首まで戻って、茶臼岳中腹を反時計回りにロープウエイ山頂駅との分岐部まで歩きます。
雲海の上を歩いています。
天空の城みたいでしょ。
前方の稜線には人だかりです。
山頂駅と山頂を結ぶ稜線に合流しました。

山頂駅はこれより200メートル下ります。

ここから山頂までの登山道はツヅラ折れが無く、ほぼ一直線。勾配がきつくなり、おまけにザレていて滑りやすく、一番の難所です。
正面奥はさっき登って下りてきた南月山です。
この辺り、ロープウエイからおりた沢山のお客さんが、ぞろぞろと普段着に普段靴で登ったり下りたりしてくるんですね。 

「山装備以外の者は登山禁止!!」と、規制した方が良いと思いますけどね。
少女A、Bも、ここにきてかなりきつそう。ここで、カミさん、姉さんと私の3人で協議の上、二人にはロープウエイで戻ってもらうことにしました。

健気にも、山頂まで頑張る、と二人とも言いましたけど、帰りの下りが危ないわ。

ここでは頑張らなくていいから、帰ってから仕事の方をお願いね、と船頭の私(笑)

まず、少女A、Bの二人をロープウエイで降ろして後顧の憂い無く、あとは3人で山頂まで直行。

3人呼吸もピッタリ合ってますな。
スタスタと登って山頂です。

私といつものカミさんは3年ぶり。ミソジ姉さんは小学校以来だそうです。

もっとも、小学生を連れてきちゃう親御さんも凄いけどね。
山頂で小休止あと、峰の小屋に降りる道まで、山頂のお鉢を時計回りに半周しました。
お鉢を半周すると、下方に峰の小屋が見えてきました。

登りの道より、幾分巻くように下りて行くので、勾配が若干緩くて楽です。
ウチのカミさんはマイペースでスタスタと下りていきます。

ミソジ姉さんも、その後ろをしっかりと付いていくので、山は1年ぶり、というものの、姉さんは健脚でありますな。

峰の小屋まで下りてきました。

小屋の近くで緩斜面となって一安心。はてさて、ブログで何書こうかなーなんて、うわの空で歩いていたら、ずっこけて右腕を擦りむいちゃいました。
小屋から駐車場に向かう途中で日も暮れ始めてきました。

夕日で沢全体が午前中より黄ばんで見えます。

われわれのあとに登山者はおりません。
ロープウエイで下りた少女AとBに遅れること40分。

登山口に到着です。一安心です。

車の中に、先に下りた二人を見つけて、これまたホッと安心。

私たち3人が下りたのを山の神が見計らったかのように、山頂はおろか登山口までいっきにガスに包まれ、周囲が見えなくなりました。

無事に下りてこられて、しかも絶景を十二分に堪能できて、感謝感謝の1日でありました。

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下山後

調子に乗って、少女AとBに

「今度、日帰りで丹沢に行こう!!、まずは姫次あたりかな。富士山綺麗だよ!」

な~んて誘ってしまったり、

「来年の職員旅行は谷川岳か、燧ヶ岳にしようか。」

な~んて言ってしまい、二人は無言。


もしかして、これもパワハラ????(笑)

2 件のコメント:

瑞生 さんのコメント...

那須岳医院旅行良かったですね。
当院でも9月はどこか行こうか、ということになっております。
といっても当然ロープウエイ使用でしょうか・・・・

dosan さんのコメント...

瑞生会長様、ご公務ご苦労様です。

色白は七難隠す、といいますが、どんな山でも晴天は七難を隠しますね。

たとえパワハラと言われようが、スタッフを那須に連れてきて良かったです(笑)。