2013年9月23日月曜日

h25-12 谷川岳~茂倉岳・縦走

h25-9-22
念願かなって谷川岳~一ノ倉岳~茂倉岳と縦走してきました。
イヤー、シンドカッタ。

前日の夜の11時に関越道土樽PAに到着。
車中で前泊して早朝5時に土樽PAを出発、越後湯沢ICで下りて、土樽駅から1キロ先の車置き場に6時5分に車を置きました。
土樽駅06:28発の列車に乗って、でJR土合駅に降りて、ロープウエイ土合駅まで国道を歩きました。

ロープウエイ土合駅から天神平までロープウエイで移動して、07:40天神平を出発です。

登り
07:40天神平~09:30トマノ耳~09:45オキノ耳~10:55一ノ倉岳~11:20茂倉岳
3時間40分

下り
11:20茂倉岳~12:10 1683peak~12:50矢場ノ頭~14:50茂倉岳登山口~15:05車置き場
3時間45分

合計所要時間 7時間25分

ちなみに列車移動とロープウエイをトータルすると9時間の長丁場でありました。

早朝、今日の下山口となる土樽駅の先に車を置きました。
6時28分発の普通列車に乗って、清水トンネルをくぐりました。
朝の駐車場です。
15分歩いて(戻って)、JR土樽駅です。無人駅です。
定刻の 6時28分の列車に乗り、、
清水トンネルを潜って、約10分でJR土合駅に到着です。
JR土合駅からロープウエイの土合駅に向かっています。

途中で、雲ひとつ無い谷川岳の山頂が見えてきました。

雲がかかる前に山頂に着きたいですね。
朝の7時にロープウエイ土合駅です。
切符を買うのに結構と並び、ロープウエイに乗るのにも並び、 7時40分天神平に到着です。

正面に、白毛門と朝日岳です。
くっきりと谷川岳の両耳です。

今日は絶景の予感!!!
至仏山と、その背後に燧ヶ岳です。
今日は、カミさんはゴキゲンですな。
黙々と山頂を目指します。
一面、緑の絨毯です。

こりゃ~人気の山になるわけですね。
関東平野に目をやると、武尊山の両脇に日光白根山と皇海山です。
へぇ。谷川岳からは皇海山は立派に見えますな。
赤と緑が綺麗だ。
スムーズに登れて、1時間と40分で肩の小屋に到着。
いよいよトマノ耳だ。
一瞬ですが、北側に苗場山が見えました。
トマノ耳があまりに混んでいるので、山頂標識の写真を撮らずに通過です。

360度の絶景を堪能しながら、オキノ耳を目指します。
振り返ってトマノ耳です。

東側の群馬県側は絶壁です。
9時45分にオキノ耳です。

天神平から2時間と5分。

ここまでは順調です。
東側は西黒尾根とマチガ沢です。
東側はマチガ沢、一ノ倉沢と急峻な絶壁が続きますが、西側は斜面が緩やか。
写真は西側、新潟県側の万太郎沢の紅葉であります。
オキノ耳を過ぎると鳥居をくぐって、いよいよ一ノ倉岳、茂倉岳に向かいます。

ここから先は、登山者もぐっと減って疎らになります。

下調べをした限りでは、多分ここからがおいしいんだよね~。
痩せ尾根を慎重に下って、
一ノ倉岳、茂倉岳が見えてきました。

只今、群馬県と新潟県の県境を南北に歩いています。
振り返ってトマノ耳です。
あれが巻機山ですか。

グーグルアースで調べてみました。
西側、上越国境側の中心、万太郎山です。
仙ノ倉山から平標山まで見えてきました。
正面に一ノ倉岳。
東側に、一ノ倉沢です。

700名がこの絶壁で遭難死したとか。


西側は緩やかな斜面に万太郎沢です。

絶景ですね!!!!
2箇所、鎖場があります。
オキノ耳から何回かアップダウンしましたが、鞍部から一ノ倉岳に向かって最後の登りです。
西側に、万太郎、仙ノ倉、平標の山々です。

上越国境はいい山が多いですね。
振り返って、谷川岳の両耳です。

尖がっていて、カッチョがエエわ。
東側、一ノ倉沢の垂直に近い絶壁。
10:55 天神平から3時間と15分で一ノ倉岳の山頂です。

なんとか標準時間内で到着です。


一ノ倉岳と茂倉岳は急峻な谷川岳と違って、たおやかな山です。
尾根も優しく、緊張から一時開放されます。
振り返って谷川岳。
次の目標、茂倉岳です。

これまた良い稜線ですね。ハイキング気分で歩けます。
一ノ倉と茂倉の鞍部です。
東側に武能岳です。

利根川の源流の一つです。
振り返って、一ノ倉岳です。
一ノ倉と谷川の両耳です。
拡大すると、肩ノ小屋も見えます。
11時20分。 天神平から3時間と40分で
鞍部を登り返して、目標の茂倉岳に到着。


ここまで群馬と新潟の県境を歩いてきましたが、ここからは新潟県域です。

とうとう歩いて上越国境を越えたぞ!!
道幅も踏み跡程度の幅しかなく、再びやせ尾根の連続。
緊張のスイッチが入ります。



茂倉避難小屋です。
しっかりとした避難小屋ですね。

進行方向、右手は紅葉と緑の絨毯。
左右が切れ落ちた痩せた稜線を、土樽に向かって慎重に下ります。

正面に1683peakと矢場ノ頭が見えてきました。
遠方を拡大すると、関越トンネルを出たばかりの関越自動車道です。
自動車道の先が越後湯沢ですね。
正面に1683メートルのpeak。

痩せ尾根の狭い道が続きます。

道を踏み外さないよう、緊張の連続です。
1683peakを過ぎて次は矢場ノ頭です。

急斜面で足元も不安定です。

しかし下りに入っても景色は良いですね!!!
矢場ノ頭まで登り返します。
左手、西側に仙ノ倉と平標山です。
茂倉岳から55分かかって、1週間前に酔っ払って引き返した矢場ノ頭です。

もっと時間がかかっている思っていましたが、ここまではなんとか標準時間内です。
ここ矢場ノ頭から、土樽の下山口まで、痩せ尾根に益々磨きがかかって、斜面も急になります。

展望もこのあたりまで。ここから先は樹林帯に入ります。
樹林帯に入り、狭い道のど真ん中に大木。
木の根っ子を踏み外すと転落です。

先週の土砂降りの時より、根っ子のグリップは良かったです。

もっともカミさんはビビッていましたが。。。
下山口の土樽まで、とにかく未整備の急斜面が続きます。

途中で何人もの健脚に抜かれました。

下りに強いカミさんも簡単に抜かれていました。

ここはエキスパートしか通らないですね。
途中、仙ノ倉山がみえました。

この区間はノロノロ歩きで、標準時間を大幅に超過です。
茂倉新道の下山口に到着。太もももパンパンです。

矢場ノ頭から下山口までは、健脚様御用達の登山道です。私らの脚力ではシンドイわ。

私らみたいなナンチャッテ健脚(それでも、登りはそこそこ速いのよ。。。)は、悪路の長い下りでメッキが剥がれます。

下山口から15分歩いて朝の駐車場に無事到着。
やれやれだ。。

下山口近くで、オジサンが一人「もう動けない」と、うずくまっておりまして、唯一抜いたのがこのオジサンだけ。

結局、このオジサンは列車に間に合わないというので、土樽駅まで車で送りまして、最後にほんのチョッピリ、善行を積みました。

帰りの関越道は大渋滞でした。

2 件のコメント:

瑞幸会 さんのコメント...

茂倉山おめでとうございます。
なかなかの縦走で天気も味方してよかったですね。前回の下見敗退がきちんと役立っておりますね。小生は谷川では両耳まででいっぱいでした。家内は途中で敗退。
下りが辛かったようですが、下山口あたりはなかなか趣があったのでは・・・
私は今回の休みは医院のpcの整備でした。アー疲れた。山行きたいなあー

dosan さんのコメント...

瑞幸会さま、コメントありがとうございます。
お天気がよく、計画通り完登出来てラッキーでありました。
谷川山系は両耳から先がいいようですね。
それに空いてますしね。

25年前、新婚当初は、夏は海で、冬は関越道を越後湯沢で下りてスキー場で遊んでおりました。
あれから25年経って関越道の下を登山靴で歩いているとは、当時は想像もしていなかったです。