2017年9月13日水曜日

h29-16 四阿山2

h29-9-10 四阿山

牧場駐車場09:35~四阿山山頂12:55

四阿山山頂13:15~根子岳14:55~牧場駐車場16:25

登り3時間20分 下り3時間10分 合計 6時間30分

先日は根子岳から四阿山、と右回りで行きましたが、
四阿山の急斜面をうまく下れれば、もっと楽かなーと考え、今日は左回りで行きます。
車中から根子岳(左)と四阿山(右)です。
菅平牧場の駐車場から根子岳です。
牧場を横切るように車道を数百メートル歩きます。
それでは、出発です。
歩き始めはこんな感じ。
快晴ですね。
背丈ほどもある笹の中を登っていくと、
最初の小さいピーク1917峰。
視界を遮る樹木も少なくなり、景観は抜群です。

正面が四阿山山頂です。
南側に浅間山から湯ノ丸まで一望です。
二つ目の小ピーク、中四阿山です。

今日は体力を温存しなくっちゃ、とゆっくり目に登ります。
一旦少し下って中四阿山と四阿山との鞍部です。

山頂が見えます。
山頂の左手に根子岳への上り斜面です。

景色も抜群。
疲れも無くゆっくり登れてイイ感じ。
山頂が見えてきました。
足元は一面リンドウ畑です。
浅間山もばっちり。
いよいよ山頂に近づきます。

ゆっくり歩け! 体力温存! と念じながら登っています。
山頂直下は紅葉に色づいていました。

ゆっくり登ってきたので、良し良し、体力は十分残っています。
前回は根子岳鞍部からの急登で消耗しちまったからなー。
山頂標識で記念撮影なんですが、なに、この醜い腹。
今日の登山客にこんな腹はいなかったな。


この腹は入山禁止。

神聖な山が穢れる。
南東側、浅間山の北斜面に嬬恋村です。
北側に草津方面の山々です。

山頂で20分休憩した後、となりの根子岳に向かいました。
標高差300メートルの急斜面を一気に下ります。
前回はこの急斜面の登りでえらく消耗してしまったので、
今日はここを上手に下れるかがポイント。
両手をうまく使って両足の負担を軽減できれば、今日は最高の出来でしょう。
ところが急斜面に入ると、足場が悪い上に濡れて滑りやすく、両サイドは岩などの固定物が無く、掴めるところが無い。
上半身が使えす、両足に負担が掛かりまくりで、ズルズルとみっともなく下降。
鞍部に到着したときには、すっかり下半身を使い切ってしまいました。
反対周りで楽しよう、の甘い計画は見事にとん挫。
いつものことです。
下山もしていないのに両足の消耗が半端なく、やばい状況の中、根子岳まで登り返します。
標高差は200メートル。



四阿山側ほど急ではありませんが、なにしろ体力が残っていないんで、ヒーヒー言いながら登っています。

振り返って、左奥に四阿山です。
まるで燧ヶ岳の熊沢田代じゃないですか。

ここの稜線歩きは景観が抜群です。
雲が切れて、北側に横手山が見えました。
遠くも近くも、360度、なにしろ絶景の連続です。
カミさんが景色に感動してブチ切れなかったのがせめてもの救い。
根子岳に到着です。
四阿山方向にガスが湧いてきました。
時間もないので、休憩せず下山を開始。

すでに足がガクガクでゴールが遠くに感じます。
この山域は花の百名山というそうで高山植物の宝庫です。 

まずはキク科のヤマハハコ
ウメバチソウです。
ウメバチソウにリンドウ。
アキノキリンソウですか?
ハクサンフロウ。

これもよく咲いていました。
赤いハクサンフロウと
青味がかったハクサンフロウです。
ツリガネニンジンです。
ツリガネニンジンが群生しています。
カミさんが切れないように、帰りのビールが旨いよ、旨いよ、と励ましながら下っていきます。

私の方が足が遅いんですが。
視界が開けて駐車場が見えてきました。
無事下山。
根子岳から下山口まで1時間半で下りてきていますが、もっと長く感じました。

今日で2回目ですが、いい山でした。

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