2014年5月26日月曜日

h26-9 甲武信岳

h26-5-25

甲武信岳2,475mにカミさんと日帰りで行って参りました。
トータル10時間以上の長丁場でした。

行き
道の駅三富05:50~徳ちゃん新道登山口06:20~近丸新道合流点08:30~木賊山10:45~甲武信岳11:40

5時間50分

帰り
甲武信岳12:00~木賊山巻道~近丸新道分岐14:20~徳ちゃん登山口16:05~道の駅三富16:40

4時間40分  合計10時間30分

今年に入ってから、すでに8回丹沢の蛭ヶ岳や塔ノ岳を往復しているんで、毛木平からのコースではなく、西沢渓谷から戸渡尾根を登り木賊山を越えていくタフなコースを選択しました。

事前の下調べでは、等高線の混み方は丹沢の蛭ヶ岳に似ており、標高差は蛭ヶ岳の1100メートルに対して1400メートル。
今日は時間もタップリあるし、ゆっくり歩けば何とかなるでありましょう。

ウチのカミさんは前回蛭ヶ岳の下りで悲鳴をあげていたので少し心配しましたが、どうしてどうして、カミさんはなかなかの健脚で楽勝で往復。
長い下りの勾配を悲鳴をあげて下りてきたのは私のほうでありました。


道の駅三富で前泊して、朝の7時前に三富を出発です。
西沢渓谷の舗装道路を30分歩いて、徳ちゃん新道の登山口に入ります。
ここから戸渡尾根のほぼ一直線にキツイ登りが続きます。

予想はしていましたが、この尾根道は実に長い。
しかも倒木はそのままで、土嚢一つ置いて無く、未整備、放置の荒れ放題です。

トウゴクミツバツツジです。
ミツバツツジの蕾です。
咲いたばかりのシャクナゲの花。
咲いてから日が経っているようです。
標高2,469mの木賊山に向かってキツイ勾配を登って行きます。
これが秩父だ、と言ってしまえばそれまでですが、道中ほとんど景色はありません。
眼下に広瀬湖です。
ヌク沢の沢筋を登ってくる近丸新道との合流地点。

ここまで2時間以上かかっていますが、まだ半分しか進んでいません。合流した後も、ひたすら尾根の登りが続きます。
木賊山が見えてきました。
道は荒れ放題です。
木賊山山頂に近くなると残雪が大量に残っておりました。
山頂の手前で崩壊地があり、そこからすばらしい景色が広がります。
といっても今日は霞んでいて金峰山までは見えましたが富士山は見えません。
ヒイヒイと、ひたすら登って木賊山の山頂です。
木賊山の山頂は展望はゼロですが、山頂を過ぎると再び進行方向に斜面が崩壊しており、甲武信岳の全容が現れます。
すぐ後ろには大きな山容で標高も更に高い三宝山2483mが控えています。
甲武信は誠に小さなお山なのです。
木賊山を一旦下って、甲武信山荘の裏手を登って、
木賊山より僅か6メートル高い甲武信の山頂に到着です。

山頂の標識だけは大変ご立派 (笑)
山頂の手前のガレ場で小休憩、おむすびを頬張って帰路につきます。
背後は木賊山です。
帰路の長い下りを考えて脚力をセーブして登ってきたつもりが、残雪歩きでかなり消耗してしまいました。
帰路はこれ以上の消耗を抑えようと木賊山を登り返さず、巻き道を選択しましたが、これが大失敗でした。
往路よりはるかに大量の残雪で難渋してしまい、この区間を越えるのにさらに消耗しました。
以前、雲取山でも失敗したんですが、疲れているときこそ見知らぬ巻き道は選んではいけませんね。
忠実に来た道を帰ったほうが安全です。
踏み跡も定かでない雪上を登って、本道に合流できたので一安心。
来た道を下って、木賊山のガレ場から広瀬湖です。
帰りの戸渡尾根の長い急坂は、ガタガタの足で大変シンドカッタであります。
痛みを堪えてシャクナゲの群生の中を下りていきます。
山頂から2時間以上かかって標高を700m下って近丸新道との分岐部です。

足はパンパンですがあと700mを下りなければなりません。
700メートルといえば武甲山一山分です。
途中、唐松の植林が見事でした。
帰りの戸渡尾根の長い下り坂の最後で、登山口近くの急斜面ではとうとう悲鳴をあげてしまいました。
痛みに耐えて4時間かかって登山口です。

次に行くときは、木賊山で十分に景色を堪能できるので、甲武信まで行かなくてもいいかな、とも思います。
今日の印象は4つ。

行きも帰りも、遠くの景色の無い、とにかく長いハードな尾根道。
シャクナゲのすばらしい群生。
これまたすばらしい唐松の林。
貧相な山容に不釣りあいな山頂標識。

山頂標識が無くたって、誰もが認める槍であり立山ですよ。本当の名山ほど、山頂の標識はシンプルです。

立派な標識は、2流、3流の者ほどご大層な肩書きを作って、それにしがみつく下界の縮図そのものです。

甲武信は木賊山と三宝山に挟まれた小突起で、たまたま3つの大きな河川を源流に持ったことで百名山に選ばれた幸運な山だと思いますね。


2 件のコメント:

瑞幸会 さんのコメント...

10時間の長丁場お疲れ様。
甲武信ヶ岳は、やはり毛木平からの周回コースがよいようです。千曲川沿いの小さなナメ滝などあり夏には気持ちよいことと思います。頂上からの富士山はよかったですよ。
蛭が岳50回期待しています

dosan さんのコメント...

瑞幸会さま、いつもコメントありがとうございます。
丹沢を登ってるから、と西沢渓谷からのロングコースを挑みましたが見事に返り討ちにあって、いまだにショックが尾を引いています(笑)。
金峰山とはまた違って、いい山でした。